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★競馬の基礎知識
■脚質(差し・追い込み)とその他
差し
レース前半は逃げ・先行を採用する競技対象の後ろにつけ、後半にそれらをかわそうとする走行方法。瞬発力に自信のある競技対象がこの脚質を選ぶ。
競馬において差しを多用する競走馬を差し馬という。性格的に馬群の中に入っても怖がらない、前の馬が巻き上げた砂などを浴びても嫌がらない気性の持ち主がとる戦法であるといえる。
先行と同様に、終始 併せ馬の状態が多い為に勝負根性(この戦法の場合は、特に底力)が必要である。
代表的な差し馬はナリタブライアンやスペシャルウィーク、グラスワンダー、シンボリクリスエスなど。
追い込み
レース前半は差しの戦法をとる競技対象のさらに後ろにつけ、最後の直線で前を行く競技対象をまとめてかわそうとする走り方。勝つときは派手な反面、展開などで不利を受けて敗れることも多い。
競馬において追い込み多用する競走馬を追い込み馬という。性格的には馬群や砂を浴びるのを嫌う馬や、先に行きたがらない比較的のんびりとした性格の馬が多い。
代表的な追い込み馬は、白い稲妻(あるいは“レース最後方から来る、電光石火の白い稲妻[要出典]”)と呼ばれたシービークロス、“奇跡の鬼脚(おにあし)”を始め“鬼の末脚”や“鬼の豪脚”等と言われたミスターシービー(シンザン以来19年ぶりの三冠馬の誕生だった為“奇跡”と言われた)、ヒシアマゾン、デュランダル、ディープインパクトなど。
(慢性的)出遅れ追い込み
差しの場合とは違いただ単に瞬発力があるという理由だけでなく、元来ゲートからのスタートが下手だったり(出遅れ気味〜完全に出遅れ、など言い方は幅広く有る)、出遅れなくともスタート後のダッシュが苦手な(専門用語:ダッシュが付かない)ために結果的に追い込みの戦法を取らざるを得なくなる場合もある。
一般的に、この様な場合スプリント戦線では致命的な差になる事が多い。反面、マイル路線で出遅れ勝ちをした競走馬が実在した事から、最低でもマイルの距離は欲しいとされる。
この件は、上記の(短距離GIを3勝している)デュランダルには当てはまらない。綺麗にスタートし敢えて後方につける事ではなく、スタート後から全然スピードも乗っていない出遅れに伴う追い込み馬についてである。
追い込み馬を知る上で
調教師・騎手・競馬評論家を始めとする競馬関係者や、JRAのCMに起用された芸能人(主に、1994年〜1995年当時のCMで、シービークロスを熱く語っていた【中井貴一】【時任三郎】【真田広之】らの俳優)の間では、「(前述の)2頭のシービーを無視する者は、追い込みを語る資格は無し」と言う事が暗黙の了解とされている(ただし、特に競馬界の格言にはされていない)。
まくり
『まくり』とは脚質ではない。まくるとは差し馬や追い込み馬が最後の直線が短いコースでのレースで、速めにスパートをかけ第3、第4コーナーあたりから一気に前方の馬をコースの外側を通って交わしていくことであり、このようなことをまくるまたはまくりをかける、まくりをうつなどとと言う(他にも言い方はある)。驚異的なスピードの持続力を要するためレベルの高い馬で無いとこのようなことは出来ない。
まくりを多用した馬としては前述のディープインパクトの他、クロフネやヒシミラクルなどが挙げられる。
自在
レース展開や、馬場状態に合わせて戦法を変える馬のこと。日本ではタマモクロスやマヤノトップガンやテイエムオペラオーがこの戦法を用いたとされるが、明確に自在と分けられる場合は少なく、騎手の指示に即座に応えられる素直な性格と、どの位置からでも力を発揮できる根性やスピードの全てを持ち合わせた馬のことを自在脚質と呼ぶ場合がある。それ以外にもレース毎に戦法を変えてかく乱させようとした騎手の判断により、結果的に自在と呼ばれるケースもあるが、それが成功して結果を残した場合でないと自在とは呼べない。例外はあるものの、自在脚質と呼ばれる競走馬の多くは「自身の勝ちパターン」や「決め手」を持たない場合が多い。
競馬における脚質と枠順の関係
競馬においては、脚質によって発馬機におけるスタート位置が有利または不利に作用することがある。 一般的には内枠(発馬機内の内寄りの枠)からスタートする場合は先行・差しの脚質の馬は馬群の内側に閉じ込められ、進路が確保できなくなる危険がある(先行と差しとの比較では差しのほうが危険性が高い)。また外枠(発馬機内の外寄りの枠)からスタートする場合、馬群の中に閉じ込められる危険は少ないが、トラック状のコースを走る場合、馬群の外めを走らされることで走行距離の面において不利を被ることがある。逃げおよび追い込み脚質の馬は出走馬中に占める割合が先行・差し脚質の馬より少ないことが多いため、走行距離面の不利が少なくなることが多い。ただし、外枠スタートの逃げ馬は内枠スタートの逃げ馬に先手をとられやすい。
引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
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